流山市失語症サポーター講座
2018.05.30
こんにちは。
5月22日、流山市障害福祉センターで「失語症サポーター講座」がありました。講師としてボランティアを希望される方に「失語症の理解」「失語症のある方とのコミュニケーション法」について、お話をしました。
午前中は講座や二人一組での実技練習、午後は実際に言語リハビリ場面に参加して、会話の実習を致しました。受講された方は、今後はセンターでの言語リハビリの時間のボランティアとして活動される方もいらっしゃると思います。
会話実習では、受講生はもちろんですが、以前ご一緒していたリハビリの利用者の方も「会話を盛り立てよう」と、とても頑張ってくださいました。「話題を見つけ、お互いに共感し合いつつ、コミュニケーションを深める」ことは、技術の前に双方の心遣いが必要です。その心遣いに触れ、感謝で胸がいっぱいになりました。あとで私に「頑張ったよ!」と実は初対面の方との会話が苦手な利用者の方が、胸を張って報告くださいました。
私はセンターの言語リハビリを長く担当し、昨年4月からは他のミカタの言語聴覚士に交代致しました。言語リハビリは、グループで近況や社会の出来事を報告し合い、言葉を思い出す練習、文字の読み書き、口腔体操、発声練習、会話タイムと充実の内容です。皆さんの笑い声が、響いていました!